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天気による関節の痛みはなぜ起こる?

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分
天気による関節の痛み

「天気が悪い日に膝が痛む」


そんな経験はありませんか?



特に40代以降になると、

「天気が悪くなると関節が痛む、古傷が痛む」

という人は少なくありません。


これは単なる“気のせい”ではなく、

気圧の変化により起きた体の変化によるものです。


では実際に体では何が起きているのでしょうか?


①天気(気圧)で関節が痛くなるのはなぜ?


台風や雨の前は、気圧が低下します。


すると、体の外からかかっている圧力が弱くなり、身体の中の組織はわずかに“膨らみやすい状態”になります。


特に影響を受けやすいのが、


  • 関節包

  • 筋膜

  • 血管

  • 内耳

  • 関節液や組織液(間質液・リンパ液)


など、水分の多い組織です。


変形性関節症など炎症がある関節では、

痛みが無くても関節の中に水がたまり、腫れていることがあります。


そこに低気圧が重なると、関節の中がさらに張りやすくなり、神経が刺激されて痛みが出やすくなると考えられています。


また、普段からむくみやすい人も、気圧変化によってさらに水分がたまりやすくなり、組織や神経が圧迫されることで、痛みや重だるさを感じやすくなると考えられています。


変形関節症の痛み

【参考論文】

気象と変形性関節症の痛みの関連性

Associations between weather conditions and osteoarthritis pain: a systematic review and meta-analysis

PMCID: PMC10120534


関節リウマチの症状は気圧と関連する

Terao C, Hashimoto M, Furu M, Nakabo S, Ohmura K, Nakashima R, et al. (2014) 空気圧と関節リウマチ滑膜炎の逆相関. PLoS ONE 9(1): e85376.


②気圧による体の変化の仕組みをわかりやすく

気圧による変化のイメージ
気圧による変化のイメージ

通常は、外からの気圧によって身体は軽く押さえつけられた状態です。


しかし低気圧になると、

外からの圧力が減る

身体の組織が少し広がりやすくなる

水分がたまりやすくなる

(間質液・リンパ液など)

むくみが起こりやすくなる

と考えられています。



飛行機で耳が詰まるのも似た現象


飛行機で高度が上がると、外の気圧は低下します。


すると、鼓膜の奥にある中耳の空気が相対的に膨張し、鼓膜を押すことで耳詰まりが起きます。


これも「外からの圧力低下」による影響です。



③年齢による痛みやすさの理由


40代以降では、関節まわりの変性が増えやすくなります。


(軟骨の摩耗、半月板変性、椎間板変性、骨棘形成、滑膜炎など)


すると関節内は、


軽い炎症

水腫・関節液増加


が起こしやすくなります。


これが気圧変化に反応して、関節が腫れやすくなったり、痛みを感じやすい原因になります。




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