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【GI値/GL値&主要栄養素比較一覧】GL値で考えるおすすめの炭水化物は?【国際GIデータベース&日本食品標準成分表参照】

  • 2025年12月28日
  • 読了時間: 11分

更新日:2月19日

おすすめ炭水化物

目次




改めて「GL値」とは?



GLとは、食べた量に対しての血糖値への「実際の影響量」を示す指標です。


計算式:GL = GI × 糖質量 ÷ 100


GL値の目安

低GL:0〜10

中GL:11〜19

高GL:20以上


※GI値の目安

低GI:~55

中GI:56~69

高GI:70~


GLが必要な理由


GI値が低くても、量をたくさん食べれば血糖負荷は高くなる

・GI値が高くても、量が少なければ血糖負荷は低く抑えられる


血糖値への影響は「GI × 食べた量」で決まるため、GIだけでなくGLを見ることが重要です。



本記事のGI値・GL値について


本記事で掲載しているGI値は、


University of Sydney(シドニー大学)が公開している

Glycemic Index™ Database を参照しています。



このデータベースは、国際的に統一された測定方法に基づいて算出されたGI値を掲載しており、 世界中の多くの研究、栄養指導、医療分野などで参照されています。



※GI値は品種、調理法、個人差などの影響により、

同じ食品でも測定値にバラつきが生じます。


そのため本記事では、

出典元データベースに掲載されている複数の測定値の

平均値で掲載しています。


例:白米GI値 73 , 79 , 88 …

→ 平均値:80

→「80」として掲載


GL計算のための食品別の糖質量は


文部科学省「日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年」


を参考にしています。



【参考】GL値の使い方イメージ


本記事では、100gあたりのGL値を掲載しています。

実際に食品を選ぶときは、その食品を100g食べた時をイメージして


「この食品は100gで満足できそう」

→表記のGL値を参考に


「この食品だと200gくらい食べないと足りなそう」

GL値は2倍したものと考える


このように実際に食べる量をイメージしてGL値を調整して捉えることで、より現実的な血糖値コントロールの指標として活用できます。



主食(ご飯・パン類)一覧


【食品名 GI値 / GL値】

→カロリーkcal/糖質/食物繊維/タンパク質/脂質

上記順番で掲載(食品は全て100gとする)

出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年」



白米 80 / 28 高GL

→ 156 / 35.6 / 1.5 / 2.5 / 0.3

玄米 56 / 19 中GL

→ 152 / 34.2 / 1.4 / 2.8 / 1.0

赤飯 75 / 30 高GL

→ 186 / 40.3 / 1.6 / 4.3 / 0.6

インディカ米(タイ米)54 / 22 中GL

→ 184 / 41.1 / 0.4 / 3.8 / 0.4

もち米 86 / 37 高GL

→ 188 / 43.5 / 0.4 / 3.5 / 0.5

もち ※86 / 43(参考値)

→ 223 / 50.3 / 0.5 / 4.0 / 0.6

バングラデシュ米 37 / GL・栄養成分不明

バスマティライス 62 / GL・栄養成分不明

雑穀米 不明-次回記事にて

もち麦 不明-次回記事にて


ご飯は全て炊いたもので計測


オートミール※48~76 / 29~45低~中GL※1

→ 350 / 59.7 / 9.4 / 13.7 / 5.7

オールブラン 52 / 26 中GL※1

→ 352 /49.8 / 27.5 / 15 / 4.3

オールブランフレーク 60 / 44 中~高GL※1

→ 358 / 73 / 14 / 6 / 1.3


食パン 73 / 31 高GL

→ 248 / 42.2 / 4.2 / 8.9 / 4.1

ライ麦パン 59 / 27 高GL

→ 252 / 46.5 / 5.6 / 8.4 / 2.2

全粒粉パン 68 / 28 高GL

→ 251 / 41 / 4.5 / 7.9 / 5.7

米粉食パン 72 / 29 高GL

→ 247 / 40.9 / 0.7 / 10.7 / 5.1

イングリッシュマフィン 70 / 32 高GL

→ 224 / 39.6 / 1.2 / 8.1 / 3.6

ベーグル 72 / 38 高GL

→ 270 / 52.1 / 2.5 / 9.6 / 2

フランスパン 80 / 44 高GL

→ 289 / 54.8 / 2.7 / 9.4 / 1.3

ロールパン 不明

→ 309 / 46.6 / 2.0 / 10.1 / 9.0

コッペパン 不明 / 不明

→ 273 / 50.8 / 3.9 / 9.2 / 3.8

ナン 71 / 32 高GL

→ 257 / 45.6 / 2 / 10.3 / 3.4


※付きの数値は、全て国内で一般的に扱われている複数の数値をもとに、平均的な目安として整理した参考値です




【ご飯・パン類でおすすめはコレ!】


1位 オールブラン

2位 オートミール※細かくないもの

3位 玄米

4位※もち麦・雑穀米



※本記事に掲載しているGL値は、すべて100gあたりで算出しています。

そのため1食分が30~40gのオールブランやオートミールは、

実際の食事量よりも高めの数値として表示されています。

実際のGL値はパンやご飯より低くなるケースが多いと考えられます。


オールブランは糖質が比較的少ないことに加え、

非常に多くの食物繊維を含んでいるため、

GL値以上に血糖値の上昇が緩やかになる可能性が示唆されています。


※オートミールの数値の幅について細かく精製・加工されたものほどGI・GL値が高くなる傾向があります。


【例】

・ロールドオーツ:低GI / 低GL

・インスタントオーツ:高GI / 中GL


 


▼ロードオーツ参考:ケロッグ社製品


インスタントオーツ参考:ケロッグ社製品






玄米は栄養価が高く、血糖値を上げにくい上に、

少量で満腹感も得られやすいため、おすすめの選択肢です。


ただし、本記事に掲載しているご飯・パン類は

100g食べただけで高GL(20以上)になってしまうものばかりです。

これらを食べる場合は量(グラム数)を少なく意識した方がよいでしょう。




主食(麺類)一覧


食品(100gあたり) GI値 / GL値

カロリーkcal/糖質/食物繊維/タンパク質/脂質


普通春雨(ゆで)※不明 / 低~中GL(参考値)

→ 76 / 19.1 / 0.8 / 0.0 / 0.0

緑豆はるさめ(ゆで)※低GI / 低GL(参考値)

→ 78 / 19.1 / 1.5 / 0.0 / 0.1

うどん(ゆで) 60 / 12 中GL

→ 95 / 20.3 / 1.3 / 2.6 / 0.4

そうめん(ゆで)※72 / 18(GI公式記録なし:参考値)

→ 114 / 24.9 / 0.9 / 3.5 / 0.4

中華麺(ゆで)65 / 17 中GL

→ 133 / 26.4 / 2.8 / 4.9 / 0.6

そば(ゆで)※54 / 12(GI公式記録なし:参考値)

→ 130 / 23.1 / 2.9 / 4.8 / 1.0

十割そば(ゆで)※45 / 10(GI・GL共にそばと比較した参考値)

→不明

パスタ(ゆで)53 /  15 中GL

→ 150 / 29.2 / 3.0 / 5.8 / 0.9


(ゆで)=ゆで後計測した100g


※付きの数値は、全て国内で一般的に扱われている複数の数値をもとに、平均的な目安として整理した参考値です



【麺類でおすすめはコレ!】


緑豆はるさめ、十割そば


2種の春雨はどちらも糖質が少なく、

GL値が低く優れていますが、

緑豆はるさめは、

緑豆でん粉が主成分になっており、

精製でん粉が主成分の普通春雨に比べて、

食物繊維が多く血糖値が上がりにくい構造になっています。

糖質量も少なくGL値もより低い数値が期待できます。


十割そばについては、

GI値の公式な測定データは確認されていません。


ただし、小麦粉を使用していないことから、一般的なそば(小麦粉を含むもの)と比べて、

GI値は低くなる可能性があり、糖質量は少なく、食物繊維は多いと考えられます。


その他の麺類も、グラム数に気をつければご飯・パンほど血糖値は上がりにくくなっています。




主食(いも類他)一覧



<GL値昇順>

食品(100gあたり) GI値 / GL値

カロリーkcal/糖質/食物繊維/タンパク質/脂質


きくいも(水煮)※低GI / 低GL(参考値)

→ 51 / 9.2 / 2.1 / 1.6 / 0.5

さといも(水煮)55 / 6 低GL

→ 52 / 11 / 2.4 / 1.5 / 0.1

かぼちゃ国産(ゆで)60 / 6 低GL

→ 55 / 10.3 / 3.0 / 1.9 / 0.1

山芋(長芋)※65 / 8(参考値)

→ 64 / 12.9 / 1.0 / 2.2 / 0.3

とうもろこし(スイートコーン)52 / 8 低GL

→ 95 / 15.5 / 3.1 / 3.5 / 1.7

じゃがいも(ゆで)65 / 9 低GL

→ 71 / 13.8 / 3.1 / 1.7 / 0.1

じゃがいも(蒸し)62 / 9 低GL

→ 76 / 14.6 / 3.5 / 1.9 / 0.3

じゃがいも(焼き)90 / ※13 参考値

→ 不明

かぼちゃ西洋(ゆで)65 / 11 中GL

→ 80 / 17.2 / 4.1 / 1.6 / 0.3


枝豆(ゆで)※低GI / 不明

→ 118 / 4.3 / 4.6 / 11.5 / 6.1

甘栗(中国産)低~中GI / 高GI

→ 207 / 40 / 8.5 / 4.9 / 0.9

栗(ゆで・日本産)低~中GI / 中GI

→ 152 / 30.1 / 6.6 / 3.5 / 0.6

さつまいも(ゆで)47 / 14※(参考値)

→ 不明

さつまいも(蒸し)71 / 21 高GL

→ 129 / 29.9 / 3.8 / 0.9 / 0.2

さつまいも(焼く)87 / 30 高GL

→ 151 / 34.5 / 4.5 / 1.4 / 0.2

干しいも ※55 / 35 高GL

→ 277 / 63.7 / 8.2 / 3.1 / 0.6


※付きの数値は、全て国内で一般的に扱われている複数の数値をもとに、平均的な目安として整理した参考値です



【主食(いも類他)でおすすめはコレ!】


1位 きくいも、さといも、かぼちゃ


きくいも、さといも、かぼちゃは

糖分も多すぎず、食物繊維が豊富で腹持ちが良い特徴があります。

また、脂質が少なくGLも低めになりやすいため、主食代わりにも使いやすい炭水化物源です。


調理法によるGIの変化

一般に、焼く調理では水分が抜けて糖質が濃縮されやすく、食べる量あたりの糖質密度が高くなるため、GI値が高くなりやすい傾向があります。


一方、蒸す・茹でる調理では水分が多く保たれるため、消化・吸収が比較的ゆるやかになり、GI値は低くなりやすいと考えられます。


他にも、野菜は皮ごと食べることで食物繊維量が増え、消化・吸収がゆるやかになるため、GI値は低くなりやすい傾向があります。




果物一覧


食品(100gあたり) GI値 / GL値

カロリーkcal/糖質/食物繊維/タンパク質/脂質

果物のGIは全て国内情報を参考


いちご 40 / 2 低GL

→ 31 / 7.1 / 1.4 / 0.9 / 0.1

グレープフルーツ 25 / 3 低GL

→ 40 / 9.0 / 0.6 / 0.9 / 0.1

みかん 35 / 4 低GL

→ 49 / 11 / 1.0 / 0.7 / 0.1

メロン 42 / 4 低GL

→ 40 / 9.8 / 0.5 / 1.1 / 0.1

オレンジ 42 / 5 低GL

→ 42 / 9.0 / 0.8 / 1.0 / 0.1

スイカ 58 / 5 低GL

→ 41 / 9.2 / 0.3 / 0.6 / 0.1

桃 42 / 5 低GL

→ 38 / 8.9 / 1.3 / 0.6 / 0.1

ブルーベリー 53 / 6 低GL

→ 48 / 9.6 / 3.3 / 0.5 / 0.1

りんご 38 / 6 低GL

→ 53 / 14.1 / 1.4 / 0.1 / 0.2

ぶどう 47 / 7 低GL

→ 58 / 15.2 / 0.5 / 0.4 / 0.1

キウイ緑 50 / 7 低GL

→ 51 / 10.8 / 2.6  / 1.0 / 0.2

パイナップル 59 / 7 低GL

→ 54 / 12.5 / 1.2 / 0.6 / 0.1

マンゴー 51 / 8 低GL

→ 68 / 15.6 / 1.3 / 0.6 / 0.1

バナナ 51 / 13 中GL

→ 93 / 21.4 / 1.1 / 1.1 / 0.2

梅干し(塩漬け)不明 / 不明

→ 29 / 5.3 / 3.3 / 0.9 / 0.7



【果物でおすすめはコレ!】


1位 ブルーベリー

2位 イチゴ、ラズベリー

3位 キウイ


ブルーベリーは食物繊維が豊富で少量でも満足しやすくGLも低い。

ダイエット中の強い味方!




ダイエットでよく使う低GI食品



カロリーkcal/糖質/食物繊維/タンパク質/脂質


卵(全卵)

→ 142 / 0.4 / 0.0 / 12.2 / 10.2

卵(卵黄)

→ 336 / 0.2 / 0.0 / 16.5 / 34.3

卵(卵白)

→ 44 / 0.5 / 0.0 / 10.1 / 0.0

納豆

→ 184 / 2.6 / 9.5 / 16.5 / 10.0

絹ごし豆腐

→ 56 / 1.1 / 0.9 / 5.3 / 3.5

ブロッコリー(ゆで)

→ 30 / 0.9 / 4.3 / 3.9 / 0.4

かまぼこ

→ 93 / 9.7 / 0.0 / 12.0 / 0.9

ちくわ

→ 107 / 13.3 / 0.0 / 13.2 / 0.4

ほうれんそう(ゆで)

→ 23 / 0.4 / 3.6 / 2.6 / 0.5

ピーマン

→ 20 / 2.8 / 2.3 / 0.9 / 0.2

大根

→ 15 / 2.8 / 1.3 / 0.4 / 0.1

長ねぎ

→ 35 / 5.8 / 2.5 / 1.4 / 0.1

たまねぎ

→ 33 / 6.9 / 1.5 / 1.0 / 0.1

レタス

→ 10 / 0.9 / 1.8 / 1.0 / 0.2

カットキャベツ

→ 15 / 1.7 / 1.9 / 1.1 / 0.1

にんじん

→ 32 / 6 / 2.8 / 0.7 / 0.2

緑豆もやし

→ 15 / 1.1 / 1.3 / 1.8 / 0.1

しいたけ(菌床栽培)

→ 25 / 1.5 / 4.9 / 3.1 / 0.3

エリンギ

→ 31 / 2.6 / 3.4 / 2.8 / 0.4

まいたけ

→ 22 / 0.9 / 3.5 / 2.0 / 0.5

マッシュルーム

→ 15 / 0.1 / 2.0 / 2.9 / 0.3

ひじき(乾燥)

→ 180 / 6.6 / 51.8 / 9.2 / 3.2

ひじき(ゆで)

→ 11 / 0.0 / 3.7 / 0.7 / 0.3

わかめ(乾燥)

→ 186 / 2.9 / 39.2 / 17.9 / 4.0

わかめ(ゆで)

→ 17 / 0.6 / 3.2 / 1.3 / 0.8



【ダイエットに役立つおすすめの野菜は?】


1位 ブロッコリー

2位 きのこ類(しいたけ、えのき、しめじ等)

3位 わかめ、ほうれん草


野菜で重要なポイントは、次の3つです。


  • 一緒に食べた炭水化物の吸収を抑える「食物繊維」の量や、

  • 「タンパク質」量が多いか

  • 「脂質」は少ないか


これを満たす「ブロッコリー」「きのこ類」は超優秀!ブロッコリーはビタミンも豊富!



甘味類について(和菓子・洋菓子)


⚠菓子のように高脂質のものに関しては、

血糖値とは別に、エネルギー過多になりやすく体脂肪を蓄積しやすい

甘味類を選ぶなら和菓子は脂質が少ないため、和菓子の方がコントロールしやすい




今回の一覧では、

うどんのGI値はこれまでの一般的な認識より低めに

全粒粉パン・ライ麦パンは高めに修正して掲載しています。

これらは感覚的な判断ではなく、複数の測定データを整理した結果です。



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