「朝は身長が高い理由」と「座っていると腰が痛い」実は同じ原理?
- 1 日前
- 読了時間: 4分
デスクワークと腰痛の関係
デスクワークをしている方からよく聞くのが、
「ずっと座っていると腰が痛くなるんです」
これ、かなり多いですよね。

「姿勢が悪いから」と思われがちなんですが、実はそれだけではありません。
“朝は身長が高く、夜に低くなる”あの現象
これと同じ仕組みが、実は腰痛にも関係しています。
“姿勢”だけの問題ではない
もちろん姿勢も関係はあります。
ただ、それ以上に大きいのが
「同じ姿勢を続けていること」
です。
座っていると腰にどんな負担がかかるのか
体の中の話をすると、
座っていると腰の骨の間にある「椎間板」というクッションに圧力がかかり続けます。
有名な椎間板内圧の研究※でも、
👉座っている姿勢は立っているときより椎間板への圧が高い
ことが分かっています。
さらに、
パソコンに集中したときのような前かがみの姿勢になると
その圧はもっと強くなります。
※参考文献:Nachemson A. Disc pressure measurements. Spine. 1981
👇研究内容のまとめ

圧がかかり続けるとどうなるか
椎間板は水分を多く含んでいる組織なんですが、
圧がかかり続けると
👉水分が少しずつ押し出される
すると
クッション性が低下する
衝撃を吸収しにくくなる
👉結果として腰に負担がかかりやすくなります。
朝は身長が最も高く、夜にかけて低くなるのも、椎間板の水分量の変化によるもの
立っているときも座っているときも、椎間板には常に圧がかかり、内部の水分が少しずつ外へ押し出されます。
その結果、日中はわずかに椎間板が潰れ、身長が低くなります。
一方で、横になって休むことで圧が抜け、椎間板に再び水分が戻るため、身長も回復していきます。

「動かないこと」がさらに問題
ここが一番大事です。
座りっぱなしの状態だと
ほとんど体が動きません。
すると
筋肉の活動が落ちる
血流が低下する
そして、
椎間板は“動かないと弱る”
重要なのがこれです。
椎間板には血管が(ほぼ)無いため、
👉動くことで栄養が出入りする構造
になっています。
つまり
👉動かない= 栄養が届きにくい= 回復しにくいとなり、
長期的には
変性や腰痛につながる可能性があります。
まとめると
デスクワークによる腰痛は
圧がかかり続ける
動かない
水分量が減る
栄養しにくい
👉この組み合わせで起きます。
じゃあどうすればいいのか?
① 同じ姿勢を続けない
👉これが一番大事です
「良い姿勢を保つ」よりも
👉姿勢を変える回数を増やす
これにより、圧がかかる → 水分が外へ圧が抜ける → 水分が戻る
という"ポンプのような動き"が生まれます。
この水分が戻る際に・栄養の運搬・老廃物の排出
が行われ、水分量が増えることにより、椎間板のクッション機能も回復します。
② 30分ごとに動く
立つ
少し歩く
ストレッチ
など、
これだけでOKです。
ストレッチ時におすすめの伸ばす部位
①長時間の圧迫で血流が低下しやすい👉「お尻」
②長時間の圧迫や短縮したまま固まる👉「もも裏」
③骨盤の動きが少なく固まりやすい👉「脇腹(腰の外側)」
④前かがみ姿勢のリセットとして👉背中(特に胸椎・胸の後ろ)を軽く反らす

バランスボールをイス代わりに
バランスボールをイス代わりにすると、骨盤が前後左右に動きやすくなり、・圧がかかる・圧が抜けるという動きが自然に繰り返されます。
つまり椎間板の水分(栄養)の出入りが多くなります。
イスをバランスボールに変えたら腰が楽になったという方は、このような理由が大きいかもしれません。
ボールに乗ったまま骨盤を左右に傾けて脇腹(腰方形筋)のストレッチを20秒以上などもおすすめです!

最後に
腰痛の原因は、今回挙げたもの以外にも多くあり、これだけで改善が保証されるとは限りません。
ただ一つ言えるのは、
椎間板の環境を悪化させる大きな原因は
「同じ状態が続くこと」
です。
逆に言えば、
👉少しでも動けば体は回復する
ということでもあります。
まずは
「30分座ったら一度動く」
ここから始めてみてください。
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